育児休暇取得社員 インタビュー③

育児休暇を取得した東矢さんへのインタビュー

「双子の育児に奮闘!休暇期間に見えてきたものとは」


東矢 明日翔

オッズ・パーク株式会社
サービスオペレーション部
オッズパークの投票システム運用やサービス改善などを担当しています。

オッズ・パークでは初めて男性で育児休暇を取得!
先駆者である東矢さんが、その背景や経験談をお話しします。

育休取得期間を教えてください。

2023年7月31日から10月31日までの3か月間です。

どうして育休を取得しようと思ったのですか?

実はもともと育児休暇を取得するつもりはなかったんです。友人や周りにも、男性で育休を取得している人はおらず、身近でもありませんでした。
ところが、双子だということがわかって、妻から「とってほしい」と言われ話し合いをしました。住んでいる地域で開催されていたプレママ・プレパパ向けのイベントで助産師さんが言っていた「育休は権利だ!」という言葉が印象的で。双子の親に向けたイベントにも参加したところ、その中では男性でも育休を取る方が多いようで、取得することを決意しました。

周囲の反応はいかがでしたか?

後輩社員からは「次に続きやすい」と好意的な反応が多かったですね。オッズ・パークではまだ男性で育休をとったことがある人がいなかったので、直属の上司からも「最初が肝心だよ」と、ファーストペンギンのような役割として送り出してもらいましたし、社長にも快く後押しをいただきました。

育休を取得してよかったことはありますか?

何よりも育児の大変さを実感できたことですね。
最初の1か月は子供がおとなしかったのですが、2か月目からは起きている時間も伸びて、やることも増えていきました。毎日子供の成長や変化を見守り、夫婦のコミュニケーションも活発になったことで、どこをサポートすればよいのかも判断できるようになっていったんです。
生活リズムを作ることができたため、復帰に困ることもありませんでした。

育休期間中、どのようなサポートやフォローアップがありましたか?

育休を取得することにした際に、人事部へ相談したところ、いくつかの選択肢を提示してもらえました。取得のために必要な書類など、育休中も細かくサポートをしていただいて助かりましたね。
逆に業務の連絡はなかったので、育児に集中できたというか……あったとしてもそんな余裕はなかったと思います(笑)。業務上の連絡は、復帰前に上司と少しやり取りをする程度でした。

復帰に対する不安はありましたか? 実際に復帰していかがでしたか?

仕事に対する不安というより、子育てに関する不安の方が大きかったですね。仕事と子育てを両立するということのイメージはできませんでした。妻の負担が増えることにもなりますし……。
業務については、復帰して1週間ほどは上長がサポートメンバーをつけてくれたり、ブランク期間にあった会社の変化をキャッチアップできる時間と資料をもらったりと、手厚くフォローしてもらいました。シフト制も導入している部署であるため、融通を効かせてくれると言ってもらえて心強かったです。

仕事と育児の両立に不安があったとのことですが、現在はどのようにしているのでしょうか?

妻とコミュニケーションをとることを大切にしています。復帰する前からどこを任せることになるのか等、話し合いましたね。育休をとったことで、どのタイミングでどういうことをやれば良いのかが分かってきていたので、朝家を出るまでに何ができるのか、何時に帰ってくればどういうことができるのか、理解したうえで役割分担を行うことができました。
また、残業時間を減らし、できるだけ自宅にいられるようにするにはどうしたら良いか、ということも考えるようになりました。

これから育休を取得する社員に向けて一言お願いいたします。

子育ては思い通りにいかないことだらけですが、頑張っていくしかありません。育休を取得することで、パートナーとのコミュニケーションが増えたことは本当に良かったと思います。育児を通して人との連携の大切さを改めて実感したので、その点は今後業務にも活かしていけると感じます。
仕事は人事部や部署の人がサポートをしてくれるので、安心して育休を取得してください。

※所属組織・記載内容は2023年12月時点のものです。

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